workingkabumama’s blog

株のことをメインにしつつ、母業、仕事のことなど綴ります。

保有銘柄ペイロール(4489)

今日の株価は727円PER 13.46 BPC1.06 で、こちらも株価低調です。

 

ペイロール社は給与計算クラウドサービスの最大手で、利用者は100万人程度。1,000人以上の企業を主な顧客として、給与計算業務のアウトソーシングを提供しているストックビジネスの会社です。

 

2022年3月期 売上82億円 営業利益14.1 億円 当期純利益10.9億円

2023年3月期予測 売上88.9 営業利益14.7億円 当期純利益9.7億円

2025年売上目標117億 営業利益24.5億

 

22年3月期の営業利益の伸びが低いのは、今後の業容拡大のための先行投資(クラウドインフラの増強、人材の確保など)によるもの、また当期純利益の減額は前期における税効果会計の影響とのことで自分なりに納得しました。

 

私がペイロール社を保有する理由は、まずストックビジネスであるため安定的な成長が見込める会社であること。チャンレート(月平均解約率)0.28%が低いのも安心要素の一つです。

実際、従業員の給与や確定申告の個人情報は、とても重要な情報ですので、気軽に他社に切り替えるようなことはしにくいのではないかと想像します。

 

2つ目の理由は増収増益が続いていること。既存のビジネスで安定的な成長をしながら、新ビジネスの取り組み(BPaaS提供/従業員数100-1000人目規模をターゲットやPayment HRダッシュボードなど)も積極的に行っており、目標に向けた成長が期待できます。

 

3つ目は、長期的には配当性向の30パーセントを目標としていますので、これから良いニュースがでる可能性があるかなと思ってます。

 

企業は支障ない部分を外注することで、自社の人材を再配置することができます。これから人材不足が問題になったとき、給与計算の外注化の需要は増えていくのではないでしょうか。

給与計算業務をアウトソースしている企業は、

シェアードサービスセンターを除くと全体の30%に過ぎないとの記載もHPにありましたので、これからの拡大余地も大きいと期待し、保有続けたいと思います。